ファミリー・トピックス

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カネの下の平等

今、“バブル”ブームが再燃しているらしい。

バブル芸人の平野ノラなど、1990年頃の華やかなりし時代を

再現したお笑いネタやイベントがウケているそうだ。

さぞ、バブル世代のアラフィフたちが喜んでいるだけかと思いきや

実は、当時を知らない20代、30代の間で盛り上がっているのだとか。

その背景について、きのうの毎日新聞・夕刊に出ていた。

 

『カネの下の平等』

当時の時代を研究するライターが、バブル時代をこのように形容している。

そして、次のような趣旨の話をしていた。

「現代は、消費社会は良くないものとされ、シンプルな暮らしが求められている。

 しかし、それを突き詰めていくと、結局、勝者は『センスの良い人』であって

 持って生まれたもの…例えばルックスの良さだったり、才能だったり、

 恵まれた環境だったりと、どうしても『選民的』になる。

 しかし、バブルの時代は、小金があれば、ブランドものを身にまとい、

 イケイケに振る舞えば、誰もがバブルを楽しめる時代だった。

 つまり『カネの下での平等』があった」のだと。

 

鋭い指摘だと思う。

バブルが崩壊後「あの時代は間違っていた、無かったことのようにしよう」と、

とかく悪く言われがちなバブルだが、決してマイナス面ばかりではなかった

ように思う。

派手で、元気で、上昇気分いっぱい、欲望を隠さず力強く生きる人たちがいた。

選民的な差別のない、自由な雰囲気が漂っていた。

何かと息苦しい現代にあって、そうしたバブルのムードに

今の若い世代が憧れる理由があるのではないだろうか。

“例の本”とは…

書店の人の間で「例の本」と呼ばれているヒット作があるそうだ。

タイトルは『夫の◯◯◯が入らない』

この◯の中に入る3文字は、書くのもはばかれるほど衝撃的で、

皆さんもこの続きを読んで、想像してみて下さい。

 

その“例の本”は、40代の主婦(こだまさん)が書いた私小説

きのうの朝日新聞・夕刊で、著者のこだまさんがインタビューに答えていた。

 

本の内容は、大学時代から交際をはじめたご主人との20年に及ぶ夫婦生活が

赤裸々に描かれている。

「付き合い始めた時から夫とはうまくいかない。なぜか入らない」

こだまさん曰く、若い頃から「好きな人とこんなことをしたくない」という

性に対する罪悪感めいたものを感じていたと言う。

 そこで、今度は「いろいろなストレスもあって、出会い系で知り合った男性と

してみたら…知り合いでも何でもない人だから特別な感じもなく、普通にできた」

ことに衝撃を受ける。

そして、こだまさんの行き着いた結論が、

「夫婦だから、セックスしなければならないというのはどうなんでしょう。

 身体の繋がりがなくても、一緒にいたい相手であれば、兄と妹のような関係でも

 いいのではないでしょうか」

さらに「夫婦とは情けない部分も受け入れて、添い遂げる相手ではないでしょうか」

とも、なかなか深ーい意見を述べている。

『この夫婦は問題から逃げている』という批判もあるそうだが、

皆さんはどうお考えでしょうか?

 

ちなみに、◯◯◯の3文字について、ほとんどの人がわかったと思うけど

鈍い人のためにヒント…

「ち◯ぽ」

です。

それでもわからない人は、『例の本、こだま』でネット検索してみて下さい。

ペット飼うなら家出する!?

読売新聞の「人生案内」には、時折ほのぼのとした悩み相談が寄せられ

読んでいて楽しい。

昨日の「人生案内」に、50代の男性から「突然、妻がペットを飼いたいと言い出し、

困っている」という相談が出ていた。

夫は「軽い気持ちで、命への新たな責任を背負うのは重圧だ」とか理屈をこねてるが

その行間からは「オレはペットを飼いたくない」という気持ちがありありだ。

 

そのご主人は、今まで犬などのペットを飼ったことがまったくないという。

確かに、子どもの頃とかに犬を飼ったことのない人にとっては、恐怖以外の何ものでも

ないかもしれない。最近では、おとなしいゴールデンレトリバーが、乳幼児を噛み殺す

という痛ましい事件もあった。

夫は「家事や仕事に一生懸命の妻には感謝してる」と言いながらも、

もしペットを飼うことになったら、家出するかもしれないとまで書いていた。

 

それで、私の意見。

何の心配もいらない、妻の望む通りにペットを飼えばいい。

夫は、ペットが家に土足で(たいていペットは土足だが…)入ってきて

トラブルの種を持ち込むのを恐れているだけなのだ。

でも、大抵はそうはならない。

なぜなら、ペットは可愛い。

私も犬を飼っていたから分かるが、いつも家で待っていてくれて

帰ってくると尻尾を振って喜んでくれるペットは、唯一無二の存在だ。

そのうち情も移り、家族の一員となる。

だから、安心してペットを飼えばいいと思う。

 

ただしである。

悲しいかな、ペットの寿命は人間よりもはるかに短い。

死んだ時のショックは大きく、ペットロスになる可能性があるが

申し訳ないが、そこまでは私の知ったことではない。

日本が誇る 心優しき発明品とは?…

日本が誇る発明品と言われて、パッと思い浮かぶのは

ウォークマン、カラオケ、インスタントラーメン、最近では中国人が爆買いする

ウォシュレット…などなど。

ところが、意外なものが日本の発明であることを、東京新聞のコラムで知った。

それは、目の不自由な人たちのために、歩道に埋め込まれている「点字ブロック」だ。

 

 今からちょうど50年前の1967年3月18日に、

岡山県の盲学校近くの歩道に敷設されたのが最初だという。

発明したのは、岡山で旅館を経営する三宅精一さん(故人)という方で

道路を渡ろうとして車にはねられそうになった視覚障害者を見て

何とか安全に渡れる方法はないかと思案の末、点字ブロックを思いついたそうだ。

三宅さんは私財を投げうって、点字ブロックを普及させた。

それが今や日本だけでなく、世界中で使われ、目の不自由な方々の道先案内として

貢献している。

 

健常者にとって、点字ブロックは決して評判が良くないかもしれない。

足場がゴツゴツするし、雨の日には自転車のタイヤが溝で滑ったりする。

でも、そこは1つ、我々は大きな心を持たなければならない。

何といっても日本が世界に誇る、心優しい発明品なのだ。

点字ブロックの母国”の人間として恥ずかしくないように、

例えば駅のホームなどで、不用意に点字ブロックの上に立ってたり

荷物を置いたりしないよう気をつけたいものだ。

 

 

 

 

2人3脚で走る時 “走らない”コツ

みんなで楽器を演奏する、つまり合奏すると、なぜかテンポが速くなる。

俗に「走る」という現象だ。

なぜテンポが上がってしまうのか? それを東京大学の研究チームが突き止めた。

彼らが英科学誌電子版に発表したところによれば

“走って”しまうのは、緊張などの心理的な要因ではなく、

お互いにテンポを合わせようと努力することで引き起こされるのだそうだ。

ペアでは速くなることが多く、平均で7~9%スピードアップするのだとか

「相手に合わせようとしすぎると、余計にテンポが上がる可能性がある」

(16日・日経新聞夕刊)

楽器以外では、たとえば運動会の2人3脚ではどうだろう?

「相手のテンポに合わせる」という意味では同じだ。

そういえば、よく「1、2、1、2…」と、掛け声よろしく走りながらも

どんどんスピードアップしていって、ついに転んでしまうシーンをよく見かける。

対策は? チームの工藤准教授によると、

「あえて合わせる個所を絞る」ことで減らせるかもしれないと語っているが

2人3脚ではそうはいかないだろう。

例えば、同じ一定のリズムの音楽を聴きながら、走るのはどうだろう?

それならテンポが上がることもないと思うのだが…

ラッコが消える日

かつて、お腹の上で貝を割る姿がカワイイと「ラッコブーム」が起きたのは

20年ほど前のこと。その時には全国の水族館などに122匹のラッコがいた。

そして今年の2月末、サンシャイン水族館(池袋)がラッコの展示を終了し、現在、

国内で飼育されているラッコは10匹余りにまで激減した。(日本経済新聞3月2日)

このままだと、日本の水族館からラッコがいなくなる日が来るかもしれない。

 

このようなことになったのは、2つ原因があると言われている。

まずワシントン条約で、海外から新たなラッコを輸入することが禁止になったこと。

そして、もう1つがラッコの繁殖の難しさだ。

元来、ラッコの交尾は激しい。むかし映像で見たことがあるが、

水中でオスとメスが、のたうち回るように絡み合い、上になったり下になったり

回転したり、ほとんどレ〇プしてるんじゃないかって思うほどの激しさで交尾し、

そして子を宿す。

ところが、水族館で育ったラッコのつがいは、そうはならないのだそうだ。

オスもメスも、性的な積極性に欠け、交尾はすれど、なかなか妊娠に至らないのだ

そうだ。

狭い水槽育ちで、本来の“野性”を失ってしまったということだろうか…

 

 

 

 

 

確か週末の日経新聞だったと思うが、

韓国の女性アイドルグループ「TWICE」(トワイス)を紹介する記事が出ていた。

いま韓国の若者たちに大人気で、デビュー1年目にして20社のCMに出演し

社会現象になっているという。日本でも今年6月にメジャーデビューするのだそうだ。

 

これまでもKARAとか少女時代とか、日本でも人気が出た女性アイドルグループは

あった。でも、このTWICEが今までと違うのは、メンバー9人の中に3人の日本人

がいることだ。

YouTubeで、TWICEのミュージックビデオを見てみた。

メンバーが日本のセーラー服っぽい恰好で登場したり、日本をイメージした演出も

ある。それでもヒットしているのは、今時の韓国の若者は、決して日本や日本人に

対して、悪い印象をもっていないということなのだろうか…

どうしても政治的な観点から物事を見てしまうオジさんとしては、

日本大使館前の少女像をめぐるゴタゴタとか、駐韓大使を帰国させたままだったりと

とても日韓関係がうまくいっているとは思えない。

 

TWICEとは『二度目』という意味だ。

韓国でヒットして、日本でも二度目のヒットが出ればいいなと思う。

そして、この日韓合同のグループ(実は台湾出身もいるが…)TWICEが

政治的な軋轢を離れ、両国友好の新しい形を生み出してくれたらと願う。

日本人好みのリズム&メロウな曲調が多いから、

今年の夏あたりには「T Tポーズ」が流行るかも…