ファミリー・トピックス

様々なニュースから、家族や恋人との話のネタになるようなものを月ー金でアップしてます

日野原重明先生、死去

一昨日、日野原重明さんが105歳で死去した。

日野原さんが58歳だった1970年、よど号ハイジャック事件が起きて

先生は機内にいた。

そして、犯人からドフトエフスキーの本を渡され、

そのとき読んだ冒頭の新約聖書の一文が、

その後の人生に大きく影響を与えたそうだ(きのう・読売新聞コラム)

『一粒の麦、もし地に落ちて死なずば、唯一つにてあらん。

 もし死ねば、多くの麦を結ぶべし』

もし一粒の麦が落ちて死ななければ一粒のままだが、

もし死ねば、多くの実を結ぶ。

つまり1人の犠牲によって、多くの人が助かる…という意味らしい。

日野原さんは、この事件から無事に生還すると

今までの自分の生き方を改めたという。

「それまでは業績を上げて有名な医師になることばかり考えてきた。

 もうやめた。自分は生かされているのだ。

 これからは我が身を、自分以外のことに捧げよう」と

心に誓った。

そして生涯現役を貫き、健康で豊かな老いの、あるべき姿を体現しつづけた。

 

多くの高齢者に勇気を与えた日野原先生の精神は

多くの医師たちに受け継がれ

いつか『アラハン』(百歳前後の人)という言葉が

不自然ではない時代が到来するかもしれない。

自らの命を存分に使い切った、素晴らしい105年間だったと思う

 

合掌

 

 

蓮舫代表の選択は…?

蓮舫が自らの戸籍の一部を公開して

自らは日本人で、台湾との二重国籍でないことを証明した。

最初の会見で「17歳の時に、台湾の国籍は離脱した」と

自信たっぷりに言っていたのが、後にそうでないことが判明した。

まさに「真なくば立たず」であって、戸籍の開示に追い込まれてしまったのは

自業自得の面もあるのだろう。

 

しかし、やり方は他にもあったと思う。

マスコミや国民にまで公表しなくても

たとえば民進党両院議員総会で、全員の国会議員に示して

納得させる手はあったはずだ(さすがに民進党議員の全員が共謀して

ウソをつくとは思えない)

やはり戸籍の一般公開は、人間の多様性を認めない社会を

助長する危険性があり、

こうしたことが当たり前になって

就職などの際、いちいち戸籍の開示を求められるようになったら

それこそ住みづらくて仕方がない。

 

 

 

 

氷山は資源!

世界には、水不足で苦しむ地域ある。

オーストラリアでは夏になると取水制限が出て、庭の水やりもままならないし

砂漠の多い中東では、つねに水不足に頭を悩ませている。

そんな中、UAEアラブ首長国連邦のある企業が、驚きのプロジェクトを

発表した。

なんと南極にほど近いところにある氷山を、大型船で自国まで運び

飲料水として使うのだそうだ(きのう毎日新聞コラム)

(ちなみに氷山は、陸地の氷河が海に流れ出したもので、塩分を含んでいない)

中東まで運んでるあいだに、氷山が溶けてしまうのではないかと思いきや

意外や意外、溶ける量は限定的らしい。

その運んだ氷山で、実に100万人分の水を5年間にわたって供給できる

というから、なかなかの量だ。

「氷山の一角」という言葉があるくらいだから、海面の下に膨大な水の量が

隠れているからだろう。

 

環境問題に影響が出ないか、ちょっと気になるし

確か南極は、どの国も領有権が認められていない地域のはずだ。

氷山といえども、巨大な水の塊と見れば、立派な資源だ。

他にマネをするような国や企業が出てくれば、

氷山をめぐって資源の獲得競争につながりかねない。

 

 

演奏しただけで有料!?

音楽著作権を巡り、JASRACヤマハなど音楽教室

泥仕合を演じている。

すでにニュース等で知っていると思うが、

ピアノ教室などで、クラシック以外のたとえばポップスなどを

練習曲として演奏した場合

JASRACは、音楽教室に対し音楽使用料を払うよう求めてきたのだ。

音楽教室側は、 営利目的というより教育目的なので

それに使用料を払うのはおかしいと反論

一方、JASRAC側は、カラオケやダンス教室などはすでに払っているのだから

音楽教室も支払うのが当然だと主張。

ちなみに、ある小さなダンス教室では、

月に1万円程度の著作権料を払っているそうだ。

 

この論争の背景には、

ネットのYouTubeなどで音楽が無料視聴できるようになり

CDなどが売れなくったことがあると思う。

音楽家やレコード会社がいくら良い曲を作っても

ネットでどんどん拡散されてしまい、収益につながらない。

よってアーティストのモチベーションが上がらない、

結果、良い曲が生まれない…という悪循環が起きているのではないか。

 

はやく何か手を打たないと、

そのうち、子どもの鼻歌にも著作権がかかってくるのではないか…

 

男の更年期

男性にも更年期障害があるらしい(きのう日経新聞・夕刊)

まあ、女性ホルモンが減少するのが女性の更年期なら、

男性も、男性ホルモンが減少して更年期になっても、

さもありなんということか…

症状はイライラ、不安、集中力や意欲の減退、不眠、性機能の低下など

うつ病などの心の病と間違われることが多く、

男性ホルモンの減少による更年期障害とは思われていなかったらしい。

 

代表的な治療法は、テストステロンなど男性ホルモンの投与だそうだ。

診療科は、意外にも「泌尿器科」なんだとか。

まあ、男性の更年期は、まだまだ認知度が低く、

男性ホルモンの減少といえば

やはり『下の話』ということになってしまうのかな…

 

ビールが美味しい季節に、冷や水…

 今日はビールの話題

ビールの出荷販売数が年々、減少している中

サントリービールのあるネットCMに、「下品だ」「女性蔑視だ」などの

批判の嵐が殺到している。

結局、CM公開から、わずか1日で中止に追い込まれた(きのう・東京新聞

 

YouTubeでまだ見ることができたので(12日現在)、さっそく視聴してみる。

なるほど、確かにお下品だ。

問題のビールCMは「男性が全国各地に出張に行って

その夜、若い女性と2人きりで食事に行く」という設定だ。

そもそも設定からしておかしいのだが、

北海道、東京、大阪、福岡など、それぞれ出張先の地の食材を

大きな口を開けて、おいしそうに頬張る若い女性が、

お色気たっぷりにカメラ目線で語りかけてくる演出だ。

「お酒飲みながら、しゃぶるのがうめえ」

「肉汁、いっぱい出ました」

そして、極めつけは、ビールを飲みほして一言…

「こっくーん、しちゃいましたー!」

うーん、どう見ても性的なイメージを狙って

作ったとしか思えないが……

 

専門家は言う。

「今やテレビよりネットの方がグローバル」

 「ネットには表現の自由があると勘違いされがちだが、

 今や何十億人もの人が監視していてテレビ以上にリスクがある」

我々マスコミも勘違いしがちだが、テレビは一方的に情報を発信するが

ネットはその情報を目にするか、しないかは受け手の問題であり、責任だと。

しかし、これだけネット社会が進むと、話題の動画なりニュースは

嫌でも入ってくる時代だ。

つまりネットCMも、十分に公共性があるのだ。

おそらくサントリー側も、「ネットだから少しくらいエッチな動画でもいいじゃん」

みたいな軽いノリだったと思う。

確かに多少セクシーなのはいいと私も思う。

だが、「女性蔑視」を指摘されると、ちょっと厳しい。

「男性が出張に行って、若い美人の女性と仲良くなって、

 食事して、お酒を飲んで盛り上がって、あわよくば…」

このネットCMは、多くの男性の願望だろう。

それは間違いない、間違いないのだが…言わずもがなである。

つまり男の勝手な「誇大妄想」以外の何ものでもないのだ。

だいたい出張に行った先で、若い女性と仲良くなって、

あわよくばホテルへ…なんて

そんな安易な展開が、本当に起きるだろうか?

そんなことが頻繁に起きるようなら、 世の女性は、なんて尻が軽いんだって話になる。

そんな女性に、私は今まで一度も出会ったことがないし、

そんなまともじゃない女性を、あたかもよくいる一般的な女性として

CMに登場させるのは、如何なものか?

 「女性蔑視」とお叱りを受けても仕方ないだろう。

 

 その日の朝日新聞の夕刊に、長野で独自のビールを製造販売している

「ヤッホーブルーイング」という会社を紹介していた。

 ユニークな名前のクラフトビールをつくっていて、例えば…

 『水曜日のネコ

よなよなエール

『前略、好みなんて聞いてないぜSORRY』

 まあ、CMや話題づくりの方法は、いくらでもある。

 

猛暑と飛行機の意外な関係

世界気象機関(WMO)は今夏、北半球で観測史上最高レベルの高い気温が

相次いで記録されていると発表した(読売オンライン)

要するに異常気象だ。

北半球に熱波が押し寄せ

6月下旬にイランで53.7℃、カルフォルニアでも50℃を超える気温を観測した。

日本も、これから暑くなるのだろうか?

 

何より驚いたのは、今回の高温で、イランなど中東の空港の一部が閉鎖されたことだ。

なぜ暑さで、空港が使えなくなるのか?

記事によると、こういう理屈だそうだ。

飛行機は、なぜ飛ぶことができるかというと、

空気による揚力(主翼が空気を切ることによって生じる上向きの摩擦力)

によって飛ぶことができる。

ところが、気温が上がると、熱で空気分子の運動が活発になってぶつかり合い

空気の分子と分子の間隔が、低温の時より広がる。

これが、空気が膨張した状態で、要するに「空気が薄まった」状態なのだ。

空気が薄くなると、飛行機は揚力を得づらくなる。

よって、飛行機が飛び立つのに、より長い滑走が必要になるのだが、

いくつかの空港では滑走路が短く、離陸に必要な距離を確保できないのだそうだ。

 

猛暑によって、飛行機が飛べなくなるとは…ちょっと意外。