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ファミリー・トピックス

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言葉のスキル

音楽活動をしていた女子大生・冨田真由さん(21)をナイフで34ヵ所刺した

岩崎友宏被告(28)が、殺人未遂罪で懲役14年6ヵ月の判決を受けた。

 

この事件に関して、ちょっと驚きの記事が出ていた。

岩崎被告は、冨田さんに腕時計など様々な贈り物をしていたそうだが、

その中に一冊の本があった。

『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』という漫画だ(9日毎日新聞・夕刊)

吃音をもつ主人公の少女が、人付き合いに苦しみながらも、吃音を自分の個性と

捉えて成長していく物語で、知る人ぞ知る話題の作品である。

吃音とは、言葉がうまく発声できずに、どもったり、無音が続いたりする言語障害

原因はよく分かっていない。

そうした吃音をもつ人たちは、自分の言いたいことがうまく伝わらず

周りの人から『ちゃんと話しなさい』とか『落ち着いて話せ』とか誤解され、

大きなストレスを抱えてしまうケースも少なくないという。

岩崎被告は、犯行前のブログに『志乃ちゃん…』を読んだ感想を書いている。

「(この本は)僕を救い、支えてくれた。言葉の力ってすごい」

また別の箇所では「自分は言葉が足りないので誤解される」とも記している。

原因こそ違うが、岩崎被告が言葉をうまく紡げずに、人間関係に苦しんでいた様子が

伺える。

 

別に岩崎被告を擁護するつもりはないし、

彼の犯した罪は決して許されるものではない。

僕が気になるのは、ただ1つ。

言葉を駆使して、自分を表現することの重要性だ。

一言で言ったら「言葉のスキル」

自己主張する、自分の気持ちを伝える、相手を説得する…

様々な場面で、人は言葉を尽くして、自分を表現しなければならない

岩崎被告がどのような家庭環境で育ったか知らないが

そうした言葉のスキルを学ぶのは家庭であり学校であり、周りの大人の責任だと

思う。

それができないと、本人は周りが思う以上に苦しむことになる。