ベッドから起き上がる原動力は?
『春眠あかつきを覚えず…』という季節である。
いくら寝ても寝足りない、何時間でも寝ていたい…という人も
多いのではないだろうか。
人間が寝床から起き上がるのを、可能にする力は何か?
という記事が出ていた(4月1日・東京新聞コラム)
英国の心理学者エレーヌ・フォックスによれば、それは『楽観』だという。
つまり「苦しいことやツラいことがあっても、何とかなるさ」とか
「今日は、きっと良いことがある」のように、楽観的に物事を考えられるから
ベッドから起き上がることができるのだそうだ。
逆に「ああ、生きててもしょーがない」とか「学校や会社に行くのが苦痛だ」とか
思ってる人は、なかなかベッドから這い上がれない。
こんなデータもあるらしい。
修道院に入った180人が書いていた日記を調査したところ
明るく陽気な日記を書いていた修道女は、暗い日記を書く人より
なんと平均で10年も長生きした!
同じ環境で、同じような生活を送っていても、
楽観的に楽しく生きてる人と、悲観に暮れて生きている人がいる。
そして、この両者の間には大きな差が出てしまうのだ。
朝、起きられない…
そういう人は、単に低血圧が原因だったり、春だからかもしれないが、
一度「自分は楽観的に生きているか?」を自己分析してみると良いかも。