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ファミリー・トピックス

様々なニュースから、家族や恋人との話のネタになるようなものを月ー金でアップしてます

ゾンビブーム

ゾンビがブームらしい。

バイオハザード』などの映画やゲームはすでに定番

最近ではゾンビアイドルなるものも登場し、お台場の「東京ジョイポリス」の

ゾンビが登場するアトラクションは、休日の予約が殺到するほど大盛況らしい

(14日・朝日新聞

 

そういえば以前、ハロウィンの時に渋谷を訪れたら、顔や全身キズだらけの仮装を

した若い女性のグループを多く見かけた。

記事では、若者のゾンビブームの背景を、こう記していた。

ゾンビは映像的に強いしインパクトもある。

ツイッターやインスタグラムに写真をアップして、「いいね!」を集めたい欲求

 あるのかもしれない」と。

確かにそういう一面もあると思うが、それだけではない気がする。

30代以上の方なら覚えているかもしれないが、確か90年代だったと思うが

一時期「死にかけ人形」というのが流行って、ルーズソックスをはいた女子高生が、

バンなどに、死にかけ人形のキーホルダーをぶら下げていた。

当時、ある著名人が、その人気の背景をこう分析していた。

「人間は、死にかけている時が、一番“生”を実感することができる。

 今の若い子たちは、恵まれすぎて、“生きてる”って実感がわかないのだ。

 だから、こうした人形に“生”のエネルギーを感じるのではないか」と。

 

ゾンビブームの背景も、根は同じではないだろうか。

全身キズだらけで、ボロボロになった自分を演じて

「痛い、苦しい、でも私は生きてるッ!」って思いたいのではないか。

 

確かに今の時代、病気や事故以外で

「死ぬ〜」と思うような非日常的な出来事は、まず起きない。

たぶん、それに越したことはないのかもしれないが、

その反面、人間は、極限状態を乗り越えて「オレは生きてる!」って思いたい

気持ちもあるのだ。

 

去年の大河ドラマ真田丸」で、草刈正雄演じる真田昌幸が、死ぬ間際に

戦乱の世を懐かしみ、こんなセリフ(若干違うと思いますが…)を口にする。

「いくさ、いくさに明け暮れて、明日をも知れぬ命だったが、

 日々、生きてるっていう実感があった。

 あの頃が一番よかった」

 

戦争は嫌だが、

平和ボケする刺激のない社会も、どうなのと思う。

答えは、まぁその真ん中あたりにあるのだろうか…