楽しい〆切りなら…
「まことに世は〆切である。何も原稿のことばかりではない、
浮世のことはすべてそうだ」山本夏彦(コラムニスト)
およそ人間は締め切りがあるから動く
当方だって「いつでもいいよ」で、仕事が進んだためしがない
(きのう・日経新聞コラム)
確かにそうだ。
2020年に間に合わせなきゃと思うから、みんな必死で頑張るのだ。
最近では、憲法改正だ。
憲法9条に手を付けようとしている。
「2020年に施行したい」と発言した。
ことを動かすには、やはり締切が必要だと考えたのだろう。
果たして、これで国民の憲法議論が進むのか、注目したい。
締め切りに間に合わせようと
無理してデキの悪い憲法改正にならないことを祈る。
個人的には、締め切りを設けることは良いことだと思う。
それが、ノルマや苦痛になってしまったらダメだが、
自分を高めることや、楽しいことなら大歓迎だ。
「勉強して、3年以内に資格をとる」とか
「夏までに20万円を貯めて、ハワイに行く」とか
仕事も、金曜日の締め切りまでに終えるようにして
週末はゆっくり過ごすようにしている。
今の私の、一番の締め切りは、2020年7月24日だ。
この時、どこで、誰と、東京オリンピックの開会式を観ているか?
できれば、再婚していて
愛する人たちと一緒に、この日を迎えたいものだ。