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茨城の核施設事故

やはり放射能は、計り知れない恐ろしさがある。

 

先週6日、茨城県大洗にある日本原子力研究開発機構の核施設で

 

26年間、未開封のままだった核燃料の容器を開けた瞬間

 

黒い粉末がフワッと飛び散り、作業員にかかった。

 

たった300グラムである。

 

それだけで、作業員は腹部に風圧を感じ、被ばくしたのだ。

 

その被ばく量がすごい

 

36万ベクレルで、ただの粉末なら服の表面に付着するだけなのに

 

放射性物質は、肺、気管、内臓、骨、血液など体内のあらゆるところに

 

取り込まれたと推定されている。

 

しかも取り込まれた放射性物質は体内にとどまり

 

長期に渡って放射線を出し続けるのだ。

 

もっとも被ばくした男性の、今後50年間で12シーベルトに達するとみて

 

国の安全基準では一年間の被ばく量の限度を0.05シーベルトと定めているから

 

事態は深刻である。

 

現在、千葉の専門医療機関で、体内の放射性物質を減らす治療を行っていると

 

いうが、果たして効果はあるのだろうか?

 

改めて核の恐ろしさを感じた。

 

1日も早い「脱原子力」を実現してほしいと願う