叩けば、直る?
その昔、ブラウン管テレビは、よく画像が乱れたりする故障が起きて
お父さんか誰かが、テレビのどこかをポンポン叩くと、あら不思議、
正常な状態に戻ったりすることが、よくあった。
これを「パーカッション・メンテナンス」と言うらしい(きのう・東京新聞コラム)
パーカッションは打楽器、メンテナンスは「修理」という意味だ。
今は、テレビが薄すぎてポンポン叩けないし、
そもそも、そんなことをして直るとは思えない。
さて、今年になってから「森友、加計学園」問題や、
つまずきっぱなしの安倍政権だが
野党やマスコミ、国民の「パーカッション・メンテナンス」で
はたして正常な状態に、立て直すことができるだろうか?
確かに、ブラウン管テレビを叩けば、
一時的に元の状態に戻ることはあったが、
たいていは長続きせず、すぐに廃棄してしまったのを覚えている。