お尻たたきの効果は?
日米の研究チームが、しつけに関する面白い調査結果を発表した。
悪いことをした幼児に親がする「お尻たたき」
このお尻たたきが、しつけとして効果があるかどうかを
約3万人のデータを使って調査したところ
逆効果であることがわかった。
お尻たたきを受けた子どもは、受けなかった子どもより問題行動が
1.5倍のリスクで高くなるとか
具体的には「落ち着いて人の話が聞けない」「約束を守れない」
「1つのことに集中できない」など
お尻を叩くことは、日本社会では何となく許容範囲のように思われてる部分があるが
子どもにとっては、やはり体罰という恐怖以外の何ものでもなく
それで親が、子どもの行動を制御しようとしても
かえって逆効果になるということだ。
一番良いのは、子供が悪いことをしたら
親はなぜ悪いかを子どもたちにわかるように説明し
納得させて、指導するしかないのだ。
要するに根気強くやるしかないのだ。
先日、外資の大型スーパーに行った時、アラフォーのきれいな奥様が
あちこち動き回る5歳ぐらいの我が息子の頭をポンポン叩いていた。
どう見ても、母親の一時的な感情を子どもにぶつけているようにしか
見えない。
確かに、あれじゃあしつけにならないだろう。