安倍政権の行方
昨日、安倍改造内閣が誕生した。
内閣支持率が下落を続ける中、政権浮揚なるかというところだが、
「難しいのではないか」との声がある一方
今の「安倍一強」状態において、他に対抗できる“総理候補”がいないのも事実だ。
きょう、若手の“期待の星”だった細野豪志氏が離党を表明した。
また自民党の中でも、なかなか安倍首相に対抗できる人は思いつかない。
そうなると、また「安倍さん、しっかり反省して、引き続きやってほしい」
という続投論が高まるかもしれない。
安倍首相は義理がたい人で、仲間をとても大事にすると聞いたことがある。
その気質が、悪い方に働いた結果、招いてしまったのが
今回の森友、加計問題だと思う。
安倍首相は、その在任期間の長さからも伺えるように
おそらく多くの業績を為した有能な総理大臣として
歴史にその名を刻むだろう。
簡単に辞めてもらうには、惜しい気も、個人的にはしている。
しかし、最終的に判断するのは国民だ。
政治家は、国民の支持と「信」なくば立たずである。
来週以降の世論調査の結果が待たれる。