“いじめ死” Gメン
大臣が変わると、組織はこうも変わるものか
文科省は、学校でいじめが原因とみられる自殺「いじめ死」が起きた場合、
現場に赴き、徹底的な情報収集と、ご遺族などへの対応を行う
「いじめ・自殺等対策専門官」を設置する方針を決定した。
近年、こうしたイジメが原因とみられる子どもの自殺事案が起きた場合
学校側が、なかなかその事実を認めようとしない。
「重大事態」と認識せず、亡くなった子どもの家族に対し
極めて不遜な態度をとってしまう初動ミスが続いている。
文科省から派遣されたGメンは、こうした学校側に適切な対応を指導し
亡くなった子どもの家族に対しては、誠意ある対応をとる。
どうして今まで、こういう人間がいなかったのか?
学校の先生は、教育者であるが、公務員でもある。
自らの保身を考えると
自分の学校で「いじめ死」があったとすんなり認めるのは
なかなか難しいのだろう。
やはり、第三者的な人間が必要だ。
もっともGメンも文科省の国家公務員だから
どこまで中立的かは分からないが…
まあ、でも一歩前進だと思う