「子ども見守り」ステッカー
何らかの障害や、人の助けが必要な人がもつステッカーがある。
ハートと十字のマークが縦に並んだもので
電車の中などで、時おり見かけるようになった。
一方、健常者がもつステッカーで、話題を呼んでいるものがある。
それは「みんなで赤ん坊を見守りましょう!」という意思表示を表したもので
赤ん坊の可愛いイラストに「泣いてもいいよ」とか「(子どもは)泣くのが仕事」と
書いてある。
ある女性向けの情報サイトが、限定30枚でステッカーを制作したところ
およそ900人から応募があったという。
確かに、欲しくなるステッカーだ。
電車内や公衆の場で、突然、幼い子どもが泣き出して、
どうしてよいかわからず、右往左往している母親をよく見かける。
私なんかは「そんなに気にしなくていいよ」と思うのだが、
かと言って、母親にそんな言葉を投げかけるのも、なかなか難しい。
たいてい子どもを育てたことのある人間なら、
自らの子育て経験から、子どもが泣いても不快に思わない人も
少なくないのではないだろうか。
もちろんイライラしてる人もいるし、それを否定はしない。
そのステッカーを見た母親からは
「周りが暖かく見守ってくれていることが分かると
頑張ろうという気持ちになれます」との声があがっているとか。
悪い政策ばかりではなかった。
そんな良い政策の1つに
「子どもは社会のみんなで育てる」というキャッチフレーズがあった。
生まれてくる子どもが100万人を切ってしまった今日
まさに「子どもは社会の宝」だ。
ステッカーを手に入れようっと。