スマホと会話力
中国ではここ10年で大きく様変わりしたらしい。
10年前の北京の地下鉄では、ラッシュになると車内では耳栓が必要なほど
騒がしかった。
中国人は誰かと行動することが多く、家族、友人、家族の同僚など、おのおの大声で
周りを気にせず話すからだ。
そして今、地下鉄のラッシュはさらにひどくなっているのに、車内は静かだ。
個人で行動する人が増え、みんな下を向いてスマホをいじっている。
(きのう東京新聞・夕刊)
記事を読んで、日本も同じだと思った。
10年前ということはないが、
まだケータイを持ってる人が少なかった20年前(1995年頃かな…)は
日本でも満員電車の中で、大声で話してる人たちが大勢いたような気がする。
今の日本でも、車内では老若男女ほとんどの人がスマホをいじってる。
これだけみんなスマホばかりで、話す時間が減ると、
さぞ会話力が落ちているのではないだろうか…と心配になる。
実際、私も、人と話す時間が年々減って、会話力も落ちてる気がする。
せめてスマホで話す機会を増やそうと、通話し放題にしたのはいいが、
友人に電話しても、たいてい…
「只今、電話に出ることができません…」
これじゃあ会話力は上がらない…