加計学園問題
先週金曜(26日)、すべての朝刊の一面に
加計学園問題で会見した文科省トップ、前川 前事務次官の記事がのった。
ところが、各新聞社の扱い方というか、論調が微妙にというか
実際、かなり違っていた。
朝日、毎日、東京は、前川さんに同情的で
「国会で徹底して真相究明すべきだ」という論調だった。
一方、読売と産経は、前川さんの発言に懐疑的で
「文科省を辞めた人間が、しかも出会い系バーに通うようなヤツが何言うか!」
という厳しい内容だ。つまり、この2社の論調は、安倍政権寄りなのだ。
世論はどうなのか?
国民はどう思っているのか? 例えば、前の都知事の舛添さんの時のように
怒っているのか?
各新聞社は、その動向を見ているのだ。
今のところ、そこまでの反発は出てないようで、内閣支持率もさほど落ちていない。
G7や北朝鮮問題で頑張ってる安倍総理を、多くの人が応援している
この加計学園問題が大きくなるのか、それともこのまま収束するのかは
世論の動きしだいだ。