ファミリー・トピックス

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叩けば、直る?

その昔、ブラウン管テレビは、よく画像が乱れたりする故障が起きて

お父さんか誰かが、テレビのどこかをポンポン叩くと、あら不思議、

正常な状態に戻ったりすることが、よくあった。

これを「パーカッション・メンテナンス」と言うらしい(きのう・東京新聞コラム)

パーカッションは打楽器、メンテナンスは「修理」という意味だ。

今は、テレビが薄すぎてポンポン叩けないし、

そもそも、そんなことをして直るとは思えない。

 

さて、今年になってから「森友、加計学園」問題や、

きょう発覚した自民党女性議員の暴行、パワハラ等で

つまずきっぱなしの安倍政権だが

野党やマスコミ、国民の「パーカッション・メンテナンス」で

はたして正常な状態に、立て直すことができるだろうか?

 確かに、ブラウン管テレビを叩けば、

一時的に元の状態に戻ることはあったが、

たいていは長続きせず、すぐに廃棄してしまったのを覚えている。

 

アンデルセン

マッチ売りの少女や、人魚姫、はだかの王様で知られる童話作家

アンデルセンは、自伝を残しているが

ふつうは晩年に書く自伝を、なんと彼は20代で書きはじめ

40代で早々と出版したそうだ。

「私の生涯の物語が、私のすべての作品の最上の注釈になるだろう」と

語っている(きのう朝日新聞天声人語

ナルシストなのか、自己顕示欲が強いのか、よくわからないが

アンデルセンの強烈な個性を感じる。

 

靴職人だった父を11歳で失い、その後、再婚した母には冷たくされ

家を追い出されてしまった。

そのせいか被害者意識が強く、作家になってからも

「自分は日陰者扱いされている」

 「親切な言葉も友情の一滴も注がれない」と嘆いていてそうだ。

褒められると有頂天になり、けなされると絶望の淵まで落ち込む人だったらしい。

失恋を重ね、70歳でこの世を去るまで、生涯独身だった。

 

アンデルセンは、おそらく自分の創作した物語が

多くの子どもたちの心を揺さぶり、

永遠に語り継がれていくことを知っていただろう。

一方で、人として幸せな人生を送ることができなかったアンデルセン

40代の時、すでに自分の人生を見切っていたのかもしれない。

「人間は変わらない。

 だから私は、この先、歳を重ねても幸せにはなれないだろう」と。

 

「父の日」に最高のプレゼント

先週の日曜日は「父の日」だった。

私が子どもだった1970年頃は

母の日にカーネーションをプレゼントした記憶(確か学校行事として)はあるが

父の日に何かプレゼントした記憶はない。

当時、ほとんどの家庭で、父の日はスルーされていたのではないか。

それほど当時の家庭における、父親の存在感は薄かった。

 

50年前に誕生したリカちゃん人形。

発売当初、リカちゃんの父親は「行方不明」という設定で

いなかったそうだ(17日・朝日新聞天声人語」)

つまり父の人形だけ、販売されていない

その意図するところは何だろうか?

おそらく女の子が人形遊びをする時

ママやきょうだい、友だち、ボーイフレンドがいれば十分で、

そこに父親が登場したりすると、

一気に興冷めして、楽しくなくなってしまうからではないだろうか。

現在は、ピエールという名のフランス人のイケメンパパが存在し

人形が販売されてるそうだが、時代である。

 

コピーライターの岩崎俊一氏の言葉に

「絶対に好きだと言い合わない愛があるなら、それは、父と息子だ」

というのがあるそうだ(東京新聞

 私も大学生の息子がいるが、父の日にプレゼントをもらったことはない。

でも、別に気にしたこともないし、これでいいと思っている。

 「厳しい愛情」もあるのだ。

父が息子に贈るプレゼントは「一人前になれ、しっかり生きろ、家族を守れる

男になれ、でも、いざという時には絶対に助けてやる」というメッセージで

息子がそれに応えることが、父へのプレゼントだと思っている。

それが父と息子の愛情だと思っている。

 

先日の「父の日」に、息子は私に「バイトを始める」と言った。

あの臆病で、人付き合いが苦手だった息子が、お金を貯めるために

自分でアルバイトを見つけ、来週からカフェで働くというのだ。

 

その話が聞けただけで、父にとっては最高のビッグプレゼントだ!

 

茶番劇

加計学園」をめぐる政府の答弁には、もうウンザリである。

 たぶん、多くの国民が、この問題の真相を理解できず

 モヤモヤしてる感じだろう。

 

加計孝太郎氏は、俗に “加計人脈” というのがあって

安倍首相に限らず、政界に多くのお友達がいる。

選挙で落選した国会議員は、無収入だ。

加計氏は、そうした人たちが、次の選挙まで食いつなげるように

全国にある加計学園グループの役員、講師に任命したりして

いろいろと世話をしてくれる。

そんな加計氏に、恩義を感じてる政治家も少なくないと聞くし

そうした延長線上に、無理スジの獣医学科創設があるのかもしれない。

 

安倍政権は、野党の追及に対して

どうすれば言い逃れができるか、それしか考えていないように思える。

先週の国会では、首相、官房長官内閣府の特命大臣、文科大臣など

それぞれが、つじつまが合うように

示し合わせて発言してるとしか思えない。

また、野党の追及も真剣味に欠ける。

まるで「茶番」だ。

自民党・高村総裁が言っていた「ゲスの勘ぐり」という批判が

もしかしたら一番あたってるかもしれない。

 

ああ、ここまで書いてきて言うのもなんだが、

なんだか、加計問題を語ること自体が時間の無駄に思えてきた。

読んでくれた人、ゴメンない…

 

仏大統領が大人気!

彗星の如く現れた、フランスの若き大統領マクロン

いまフランスで大人気だという。

先日の総選挙でも、マクロン率いる政党が予想に反して勝利した。

人気の秘密は何か?

実は、マクロン人気に一役買っているのが

24歳年上の妻ブリジットさんとの「純愛」物語だという(15日東京新聞・夕刊)

 

高校時代の教師と生徒の関係だった2人。

その時、ブリジットさんは既婚者だったが

2人は恋に落ち、周囲の大反対を押し切って、結婚した。

でも、凄いと思うのは、今でもラブラブであることだ。

当時ハイティーンだったマクロンが、アラフォーの女盛りのブリジットさんを

好きになるのは、よくある話だ。

でも、現在は、マクロン氏39歳、ブリジットさん64歳だ。

マクロンが並の男(つまり私みたいな人間)なら

マクロン、若い女と浮気!妻は悲痛”…なんてスキャンダルが起きそうなものだが

2人は出会った頃の同じように、仲むつまじく手をつないで歩く姿なんかを見ると

本当に2人の愛は深いんだな、半端じゃないんだなあと思う。

 

フランスは「アムール(愛)の国」だ。

2人の純愛が続く限り、マクロン大統領の人気はこの先も続くだろう。

そこそこの人間

12日の読売『人生案内』の30代主婦からの投書。

要約すると…

「夫と2人暮らしです。退屈で価値のない人生を送っています。

 買い物して、ご飯を食べて、風呂に入って、寝るだけの日々です。

 趣味はありますが、それすら面倒になってきました。

 これと言った目標もなく、息が止まるその日まで生きるのみという感じです。

  『明けない夜はない』などと言うけど、このまま明けなくてもいいんだけど…

  『努力は裏切らない』と言うけど、無駄な努力はあると思います」

 

今、彼女と同じようなことを考えてる人が、少なくないのではないか。

子どもがいれば、子育てという励みが出て、また状況が違うのだろうが

子どものいない夫婦の場合、日々の生活に価値を見い出せず

また夫婦で一緒にいることに、意義を感じなくなる人もいるのかもしれない。

 

アドバイザーは、この投書の女性のことを「飛ばない鳥」にたとえている。

「飛ばなくてもエサを与えられてるから、飛ぼうとしないのだ。

 行き先も決めずに、やみくもに一度飛んでみたらどうか。

 未知なる冒険こそ醍醐味で、自分の人生を動かしてみましょう」と

アドバイスしている。

でも、彼女は、やみくも飛ぶこと自体が「無駄な努力」だと思っていて

しかも、おっくうだと言っているのだ。だから、そう忠告されても変わらないだろう。

 

同じようなことを言う女性を、私は何人か知っている。

彼女たちの境遇は、よく似ている。

賢いし、学歴もある。

ルックスも悪くないから、いい男と結婚している。

お金にも不自由してないし、恵まれた生活を送っている。

だが、問題は「それなりに」なのだ。

すべてが「そこそこ」なのだ。

つまり頭は良いが、東大に受かるほどではない。

女優になれるほど美人ではない、大豪邸に住むほど裕福じゃない、

旦那は優しくていい人だが、近所で噂になるほどイケメンじゃないのだ。

 

彼女たちが「そこそこ」じゃなくて、「突き抜ける」ほどの凄さがあったら

きっと幸せを感じることができただろう。

でも、そんなラッキーな人間は、宝くじで10億円を当てたような

ほんの一握りの人だけだ。

 

こうした人たちは、つねに自分と誰かを比較して

そこに優越感やらを感じながら、生きてきたのかもしれない。

大事なことは「比較しない」ことだ。

他人と比較しないことを、学ばなければならないと思う。

でも、それを実践するのはなかなか難しく、

その話はまた別の機会で…

 

 

パンダのうんちは…

その名の付いた漢字ドリルがバカ売れし

何かと話題な「うんこ」の話である。

パンダのうんちは、臭くないどころか、とてもいい匂いがするらしい。

動物学者によれば、パンダのうんちは

『サツマイモくらいの大きさで、緑色をしていて、

  抹茶や、おろしたての畳のようなニオイがします』(きのう読売新聞・夕刊コラム)

まあ、主食は竹の笹だからだろう

そんな匂いがするパンダのうんちなら、私も嗅いでみたい。

 

一昨日、上野動物園で生まれたパンダだが

母親のシンシンが赤ん坊をくわえる映像を見るたびに、

あやまって噛み殺してしまわないか、不安に思うのは私だけだろうか?

野生のパンダなら心配ないが、

動物園で育ったパンダは、やはり野生の本能で子育てするという風には

いかないのではないだろうか。

母パンダの母乳が必要なのかもしれないが…

とにかく無事に育ってほしいと願うばかりである。